現在、お店やグループの欠かせないピースとして最前線で戦い、他スタッフからも憧れられる存在である重役たち。しかし、始めからこの輝かしいポジションにいたわけではなく、様々な困難を乗り越えて現在の位置を確立しているのだ。今回は、ホストになる以前、もしくはホストデビューしてからの人生をグラフにして語ってもらったぞ
死ぬこと以外はかすり傷
たどり着いた最高の場所
EAGLE 流衣 取締役
Rui History…
18歳 アメリカ留学
高2の頃に修学旅行で行ったシンガポール。電車に乗っていたところ現地の女の子に逆ナンされたのにうまく英語が話せず悔しい思いをする。いつか英語が話せるようになって外国人の彼女を作ると心に決める(笑)。元々英語が得意だったこともあり高校卒業後、大学に進学しアメリカに留学。アメリカは思っていたよりも人も土地も壮大で、自分がどれだけ井の中の蛙だったのかを思い知りました。向こうでの生活は全てが新鮮で楽しくて最高でした。
19歳 被災
2月に帰国し、車の免許をとりに縁もゆかりもない岩手へ合宿。そして3月11日。東日本大震災で被災し、連絡手段がないまま避難生活を送ることに。教習所側がなんとかバスを用意してくれて、参加者宅に送り届けてもらえるようになったのは、1週間後のことでした。高速も使えず下道だったので17時間かかったことを覚えています
19歳 母親にガンが発覚
岩手から帰ってきたのも束の間、母親が嫌な感じの咳を繰り返していたので、大学病院へ検査に。病院から呼び出され聞かされたのは癌で余命5年という宣告。母子家庭で裕福でもないので自分で生計を立てていく中で、周りの連中とも話が合わなくなっていきました。
20歳 自暴自棄時代
学校にはほぼ行かなくなり週6でアパレルのバイトをしていました。精神的には自暴自棄がずっと続いていて、夜は飲み歩く日々。中退するまでほぼ毎日のように六本木か渋谷に行ってましたよ。
23歳 ホストデビュー
渋谷のクラブで飲んでいる時に声をかけられ、興味のあったホストデビューを果たします。店の送り指名の3割を獲得するも売上は伸びず、その店のNo.1は歳下で無愛想なのに3桁以上の給料をもらっていて「いつか勝ってやる」と心に誓う(笑)。そんな中このまま大学をやめてホストをやっていくのか自分の中で折り合いがつかず一度歌舞伎町から離れます。
25歳 入店半年でNo.1
バイトをしたり本をたくさん読んだり平凡な毎日を過ごしていました。やっぱりあの刺激的なホストクラブの空間が忘れられず、決死の思いで歌舞伎町に戻りわずか半年でNo.1を獲得する。その後たくさんのお店から声がかかり某大手グループに移籍。入店早々グループナンバーに入るなど結果を出すも水が合わず退店します。
27歳 イーグル入店
貯金もあったし、歌舞伎から離れて半年後。剣児さん(現:副社長)の人柄とお店の雰囲気に惚れてイーグルに入店します。勢いのあるグループだし認知度も高い。何よりもすごい仕事がやりやすい環境で、本当にここを選んで良かったです。
28歳 3500万突破
ホストライフは順調で2020年の9月には自己最高でありグループ史上最高売上3500万を突破することができました。
29歳 取締役
2年連続グループ年間売上No.1を獲得。取締役に昇格する。
東京都新宿区歌舞伎町 2-21-2 ソフィアビル2 7F
03-6205-5066