今メディアを騒がせている「男装ホスト」。美しく、ミステリアスな彼らの魅力とは?そして、男装ホストになったキッカケを歌舞伎町・男装ホストクラブ「ミストラル」の代表きら きらりに聞いてみた。
明日、死ぬかもしれなかったら?
前職は先生をしていました。音楽の専門学校を卒業して、音楽指導をしていたんです。趣味でバンドをやっていて、そのときも男装をしていました。実は先日、数年ぶりに復活ライブもしたんです。男装ホストを初めてやったのは、都内某所(笑)。明日死ぬかもしれないって思ったときに、やりたいことやらないと!って思って男装ホストを始めました。
やるなら完璧にしたい。そしてホストに…
やるなら完璧にやりたいって思って、入店したのは歌舞伎町のホストクラブ。当時、男装ホストはあったのですがクオリティが今ほど高くはなかったんです。どうしようかと思った時に知人にホストクラブはどうか?と勧められ歌舞伎町のホストクラブに入店しました。当時指名してくれた女の子には本当に感謝しています。だって、その子がいなければ今の自分はなかったワケですから。
女でもカッコイイことが出来るって証明したい
兄の影響で幼い頃からボーイッシュな子でした。高校生くらいのときに、女性だからとか男性だからというような話題が入ってくるようになって自分の中で考え方が変わりました。いつしか「女でもカッコイイことができる、女性だからこその中性的な美しさを表現したい」と思ったんです。その先には男装ホストがありました。いま、僕は理想の男装人生を歩めていると実感しています。恋愛ですか?やっぱり女性が好きです。男性との恋は…女性を超えるような男がいたら考えます(笑)。
きら きらり
Mistral(ミストラル) 東京都新宿区歌舞伎町2-33-1第6トーアビル2F