インタビュー

【クレイジーグループ】水嶋社長就任記念 対談

クレイジーグループ 水嶋社長

個性的なホストが多く在籍している、CRAZY GROUP。
歌舞伎町内で全4店舗を運営する人気グル―プの新しい社長に、水嶋剣児さんが就任した。
新社長就任を記念して集まってもらったのは、同グループ「Drop」のプロデューサーを務める獅龍仁さんと、「LIPS」の代表取締役の隼人さん。
CRAZY GROUPを代表する中心メンバーに、今後の展望を語ってもらった!

クレイジーグループ 水嶋社長

新社長就任に対して各々の感想

――新社長就任、おめでとうございます。
水嶋剣児(以下、水嶋) ありがとうございます!

――まずは現在の感想を聞かせてください。
水嶋 重役を任せてもらったのでその責任をしっかりと感じつつ、今後はクレイジーらしさをもっと出していって、最高のCRAZY GROUPを作っていきたいと思います。

――隼人さんや仁さんにも、新社長就任に対する感想を伺ってもいいですか?
隼人 はい。水嶋社長はウチの店舗(LIPS)にもよく顔を出してくれていて、ずっと姿を見ていたので嬉しいですね。おめでとうございます!

――隼人さんにとって水嶋社長の印象は?
隼人 こんなに気さくな人がいるんだな、って(笑)。社長というとどこかお高いイメージがあるじゃないですか。でも、水嶋社長は僕が入店した時から腰が低い方でしたので。これからも頼っていきたいですね。
水嶋 ありがとう。隼人はとにかくカッコよくて、成長して頼りがいもある。LIPSが変わったのも隼人のおかげ。今はLIPSを引っ張ってもらえる存在になってくれているので、これからがさらに楽しみだね。

――仁さんからは何かありますか?
獅龍仁(以下、仁) 俺はクビを切られんように、もう頑張るしかないので……
水嶋 なんだよそれ(笑)
仁  いやいや、もう偉い人になっちゃったからさ!
水嶋 やめてよ。だって俺ら同期じゃん。入店だって2週間くらいしか違わないからね。
仁  まあ冗談はこれくらいにして……でも、社長に就任してくれたことは、自分のことのように嬉しいよ。俺も頑張らないと、ってのはある意味で本気だけどね。
水嶋 仁とはもう10年以上ずっとやって来たので、戦友って感じだよね。良い時も辛い時も一緒に過ごして乗り越えて来た。店舗が減って大変な時も、それを跳ね返してくれたのが仁の存在だったからね。あの時の仁の活躍は本当に凄かった。クールな性格に見えますが、たぶんCRAZY GROUPの中で一番熱いのが仁なんじゃないかな!
仁  こうやって煽てておいて、明日になったら笑顔で俺のクビを切ると。そういうやり方だよね。
水嶋 信じる人がいるかもしれないからやめて(笑) とにかく、これからもよろしくね!
仁  ヨロシク!

CRAZY GROUPらしさとは?

Drop 獅龍仁

――三人が考えるCRAZY GROUPらしさとは何なのでしょうか?
仁 まあ、それは俺がいるってことでしょ。
水嶋 ここは真面目に行こうよ(笑)
仁  OK。まあ、ウチの特徴としては、尖ったホストが多いことだよね。クレイジーの良い所は、ほかと変に比べないところなので。自分らしさを追求できると思います。
水嶋 仁みたいな人がそれを言うと、すごく説得力があるよね(笑)
仁  俺は自由にやらせてもらっているからね。まあ、これはCRAZY GROUPというより、Dropらしさって感じなのかな。
隼人 それであれば僕はLIPSらしさを語りますね。LIPSも自由さを大事にしていて、自分らしさをそのまま表現できるお店であろうとは意識していますね。

――では、DropとLIPSを統括する立場の水嶋社長に対して、改めてCRAZY GROUPらしさとは?
水嶋 やっぱり自由さかな。とにかく型にははめないようにしています。CRAZY GROUPというのは、長所を伸ばすことが得意なグループだと僕は思っているので。

トップに立つ人間が意識をしていること

LIPS 隼人

――現在、三人ともそれぞれの組織の代表として活動をしています。トップに立つ人間として意識していることは何ですか?

隼人 僕は、一度決めたことはぶれないようにしていますね。ある目標を掲げたら、それに向かって全力で走り、弱音は絶対にはかない。自分が先頭に立って旗振りをしないと、だれも着いてこないですからね。
水嶋 その通り!
仁  俺の場合は、気合いかな。とにかく気合を出して耐える!
水嶋 仁らしいな~(笑) でも、耐えるってのは、確かに本質だよね!
隼人 耐えが必要な時はありますよね~
仁  ぶっちゃけ、耐えるのが9割でしょ。上に立つ人間はタフじゃないとやっていけないよ。メンタルが弱い人はキツイと思う。まあ、ここにいる3人は問題ないけど。
水嶋 僕の場合はここがゴールではないので、後進に道を作らないといけないと考えています。それが僕の役割なので。そのために何をするかを明確にして、未来へと続く仕組みを作っていくのが大事ですね。
仁  そのためにお金をばらまいてね!
水嶋 聞こえは悪いけど、それが必要ならそれもするよ。もし、自分がゴールだと勝手に思ってしまったら、それ以上発展しなくなるので。これからどうするかを意識して行動する。それがゆくゆくは、下の子たちのためになるんですよ!

成長するホスト 水嶋社長のヒストリー

Drop 獅龍仁

──今回の鼎談で水嶋社長の人間性の豊かさを垣間見えたのですが、昔からこういう方だったのですか?
水嶋 違う! 全然違うよ!
仁  そうとう変わったよね。
水嶋 違い過ぎて、あの頃と比べられるのは恥ずかし過ぎる。
仁  俺が言うことじゃないかもしれないけど、仕事ができるレベルが半端じゃないくらい上がっているよね。あとは、めっちゃ本を読むようになった。
水嶋 そういえばそうだね。
仁  昔はマンガしか読まなかったのにね。
水嶋 会長が本が好きな人だからね。「これは面白かった」と言った本は、だいたい読んだ。仕組みの作り方やマインド形成とか、いろいろ読んだなぁ

──ちなみに、自分が社長になるという姿は昔からイメージしていましたか?
水嶋 まったくしていないよ。正直、本気で意識をしたのは5年くらい前かな。

――5年くらい前に何があったんですか?
水嶋 それは、やらないといけない立場になったから。
仁  外圧か~い!(笑)
水嶋 変わるきっかけなんてそんなもんよ。でも、これは仁も隼人も一緒でしょ。
隼人 そうですね。ちゃんとした役職になってから本気で考え始めますよね。
水嶋 そうそう。代表ってポジションになると、自分が動かないと何も進まないじゃん。そうなると本気で考えるよね。

――ちなみに、会長からのアドバイスで何か印象的なものはありましたか?
水嶋 「当り前のことを当たり前以上にやっている奴が最後には勝つよ」って言葉。これを会長から教わって、すごく響きましたね。なので、うちのキャストにもこの言葉は浸透して欲しいですね。

拡大移転にむけて今年は準備の期間に

LIPS 隼人

――各々の今後の展望を教えてください。
隼人 拡大移転していくビジョンは今年の初めには伝えているので、今はそれを着実に達成している最中ですね。目の前の課題をひとつずつクリアしていって、徐々にステップアップしていきます。
仁  俺の方は、ホストひとりひとりに華があるような、見せ方が上手なホストを増やしていきたいね。売れていても普通の奴は多いので、そこから頭一つ抜け出すためにも、見せ方を意識してほしい。
水嶋 本当にその通り。それができれば、CRAZY GROUPとしても全体的にレベルアップしていくからね。そうなるためにも、僕はふたりのケツを叩いていこうと思います。

――ちなみに、グループの社長として、仁さんや隼人さんのような優秀な人が仲間にいることは心強いですか?
水嶋 ここまで任せられる存在はありがたいですね。実はこのふたりは全く違うようにみえて、ある部分は共通しているんです。それは、男から好かれるところ。ふたりともスタッフと一緒に過ごして信頼関係を作っているんです。それにそういう人材じゃないと、人の上には立てないので。
隼人 なんか恥ずかしいですね(笑)

――水嶋社長の今後の展望は?
水嶋 僕の展望としては、今年中はまず内側を強くしたいと思っています。仕組みをしっかりと構築して、全員で戦える状況を作る。それが出来た頃、まさしく来年には拡大移転を踏まえて発展させていきたいですね。

三人でやりたいことはヨーロッパ旅行!?

水嶋社長 獅龍仁 隼人

――せっかく三人が集まったので、三人でやりたいことはありますか?
水嶋 それなら、ヨーロッパに行きたいかな。
隼人 良いですね~
水嶋 これはガチで、来年くらいにはヨーロッパに行きたい。スペインやドイツとか!
隼人 本場のサッカーが観たいっスね。
水嶋 それよそれ! やっぱり隼人は分かっているね~!
仁  いきなり今日一のテンションで喜ばれてもね(笑)
隼人 確かに、僕が入店して半年くらいの頃に社員旅行があったんですけど、当時は海外でしたね。それからコロナがあって、2年くらいは社員旅行に行けなかった。今年になってやっと行けたけど、国内でしたからね。来年はぜひ海外へ!
水嶋 そう考えると、少しやる気が出て来たなぁ。サッカーは絶対に観るとして、食べ物はどうしよう。ドイツと言えばやっぱりビール?
仁  いやいや、俺らはホストである以上、どこにいってもシャンパンでしょ!
水嶋 そりゃそうだ(笑) それじゃあ、しかりと仕事で結果を残して、来年はヨーロッパで乾杯をしよう!