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俺より金もってる奴は多いけど
俺より笑ってる奴は見たことない

約3年ぶりのNo.復帰へ
異端ホスト”獅龍 仁“再始動

Dropの代表取締役である獅龍仁さん。彼は他のホストとは一線を画す独自の路線を突き進み、歌舞伎界でも異質なホストとしてその名を知らしめている。

全身に刻み込んだタトゥー、奇抜な髪型やファッション、そして何よりも違うのはそのマインド。従来のホストにはない独特の感性と考え方はある意味、異端なのかもしれない。

しかし、そんな彼に惹かれる人間が多いのはなぜなのだろうか?そして、約3年ぶりとなるNo.復帰にはどんな意味が込められているのか?

24歳のときにNo.から外れ代表取締役として約3年間過ごしてきて、人間的にも精神的にも成長できたとは思う。けど、外れてみて客観的に自分を見たときに井の中の蛙だったんだなと改めて思った。

当時はお店やグループでNo.1を獲得し満足していたけど、歌舞伎全体を見渡したときにはどうなの?上を見上げればもっとすごい人はごまんといることにあの時は気づいていなかったんだよね。いまグループで1000万オーバーもちょいちょい出てきてるのは勢いがあって良いことだと思う反面、当時の俺を見ているようだなって単純に思った

。もっと伸びるはずなのに、現状に満足してブレーキをかけてしまうなんてそんなアホなことはないでしょ!俺がNo.に復帰して、いまあるアベレージの基準をもっと上に持っていけば、自分が狭い世界で満足していたことを気づかせられると思ってる。

俺はアホやけん、口に出すのが苦手やし、頑張ってる奴に頑張れよって言いたくない。ただ、このレベルでは満足して欲しくないけん、自分が行動を起こしてそれを見てそれぞれが何かを感じてくれればええと思っとるよ。とは言え、誰かの為にやるのではなく、あくまでも自分がやりたいようにやるだけやけどね(笑)。

口に出すのが苦手で、背中で語る男気気質の仁さん。自分がやりたいようにやるだけという言葉の裏にはグループを想う熱い気持ちを感じずにはいられない。ただプレイヤーを離れ約3年。このブランクは思っているよりも大きなものなのでは?

いま復帰して1位を獲れるかと言えばまず無理でしょ。

sinや銀、聖弥なんかも強いし、自分自身にいま1位を獲る力はないって自覚しとる。だからいまはプレイヤーとして起動修正してる最中(笑)。

それこそどうやったらお客さんが出来る?から始めとるよ。みんなにも言ったけど俺はチャレンジャーやけん、やるからには誰にも負けるつもりないし、2位以下はゴミやと思っとる。ゴミになるにも覚悟の上で、No.に復帰してゼロから戦いに行くつもりやと。

30歳までは死んでもいいからホストを全力でやるって決めた自分に嘘をついたらダメでしょ(笑)。

高級感や爽やかなイメージのホストとは真逆のアンダーグラウンドな雰囲気を持つ彼。全身に入ったタトゥー、奇抜な髪型など端から見たら場違いに見えるかもしれない。しかし、彼にとってはホスト界のその凝り固まったイメージこそが馬鹿げているという。周りに流されず、己の道を突き進む仁さんが想う事とは?

俺の原点がホストであることは今も昔も変わらない。お金を生み出してきたのもこの仕事だし、ほぼ小卒の俺でもここまでなれたのはホストだからと思っとるよ。タトゥーだって、この先一般社会で生きていかないという覚悟でもあるし。

ただホストはこうでなくてはいけないなんて決まりはないんやから、これからも自分が好きなようにしていくつもり。

ホストだから~という考えこそ枠が狭すぎでしょ。俺は俺であって、その俺が選んだ仕事がホストというだけ。ホストをやりながら出来ることなんてクソほどあるんやから。それこそアパレルもやりたいし、マリンスポーツ関係やストリートアート関係の仕事もしたいと思っていて、妄想はただやけん膨らむばかり(笑)。

でも、全て妄想で終わらすつもりはないし、これをやる為には何をしたらいいのか逆算して行動に移せばいいだけ。逆にホストなのにこんなに幅広くいろんなことをやっていたら、他のホストたちの今後の可能性にもなるでしょ。

俺の持論だけど、人生ってどんだけ稼いだかじゃなくて、どんだけ笑ったかだと思う。当然何をするにもお金は必要かもしれんけど、金がないならない楽しみ方をしたらええやん。人間いつか死ぬんやけん、とにかく笑ったもん勝ち