企画

成功者に聞くブランディング術

規格外の圧倒的な存在感
早乙女 サラン
Mr.

イメージの定着と継続
全てはやり通す事で生まれたもの

僕が金髪にしたのは、プラチナに入って3ヶ月目。当時は黒髮の短髪でしたから、本当にオーソドックスなホストの1人でした。

それでも最短で昇格できてたんですが、飲みの席で蘭さんに「金髪にしてこいよ」と言われ、翌日に本当にしていったんです。蘭さんに「イメチェンしたんだ?」と、おそらく言った事を忘れた感じで接してこられたのは置いておいて(笑)、正直周りの反応はいまいちでした。でもこれを機にそれまでのイメージを一新し、写真は極力笑顔で撮らないようにして、服のテイストも奇抜目にシフト。

すると周りからは〝ぶっ飛んでるホスト〟と思われるようになりました(笑)。でも実際に話すと見た目とは全く真逆の僕がいて、そのギャップからなのか、お客さんからの反応は良かったんですよね。

TVの影響でケチ→倹約家ホストとしてイメージ的に良くなったのですが、コンビニでは必要最低限のもの以外を購入するのに躊躇するようになりました。贅沢してると思われるのでは?と考えてしまって、わざわざスーパーやドンキに行く自分がいます(笑)。

服もたまには違うタイプのものと思う時もあります。本来、こういった服は着ないタイプですし、メディアに1~2回出た服は、極力使わないようにしてるので出費がね…(笑)。これまで培ってきたイメージを崩したくないので劇的なイメチェンに踏み切れませんが、いつかは…とは思っていますよ(笑)。

イメージは定着させるのも難しいけど、それをやり続けるのも簡単ではないんですよね。ただ、自分で決めた事はとことんやり続ける事に意味があって、それはこの業界で売れるために必要な要素だと思っています。