企画

新店「AbsoL」プレオープン記念対談! スピード出世したホストたち

AbsoL 希咲隼人 奏音世界観

若いホストを中心に歌舞伎町に新たな風を生み出し続ける“A-GROUP”。
4月2日に新店『AbsoL(アブソル)』のプレオープンが決定し、『AVANTI』の代表・希咲隼人氏が新店舗の社長に就任することになった。
他店に比べて異例のスピード出世が実現できる理由は何なのか?ホストとして人間力を上げることで得られる本当のメリットとは?
新社長・希咲隼人氏と幹部補佐の奏音世界観氏が、人材育成に力を入れるグループの秘密を語る!

新店のコンセプト「コンホス」とは!?

AbsoL 希咲隼人 奏音世界観

──まもなくプレオープンする『AbsoL』のコンセプトを教えてください。

隼人●歌舞伎町で新しいことにチャレンジしたいので、押し出すパワーワードは「コンホス(コンセプト・ホスト)」。
巷で流行っているコンセプト・カフェの要素を強く取り入れる予定です。
奏音●AKB48や地下アイドルとか、以前から会えるアイドルが話題になっていますけど、僕の考えだと、“元祖・会えるアイドル”といえば、やっぱりホストでしょ!
隼人●飛躍し過ぎな気もするけど…まあ、そういうこと(笑)。コンカフェもカッコいい男子がいないと成り立たないので、ホストとは根本的に相性がいいんだよね。
奏音●ホストクラブというのは、女子からしたら、まだまだディープな印象があると思うんですよね。「興味はあるけど入りづらい…」とか。
新店では、従来のホストクラブの良さを残しつつ、コンカフェのように敷居を下げられたらいいなと思います。
隼人●せっかくなのでアイドル売りは重視したいよね。
スタッフのキャラクターをしっかりと立たせて、衣装とかも工夫したいし。
例えば、ランキングに入っているホストしか着ることができない特製衣装を用意するとか。
アイディアはいくらでも湧いてきますよ!

──今までのホストクラブのイメージとはガラリと変わりそうですね。

隼人●そうですね。
今までのうちのグループの方向性とも少し違っているので、今回は挑戦という意味合いが強いと思います。ホストクラブ特有のギラギラした雰囲気とはまた違った、新しい魅力を楽しんでもらいたいですね。

代表から社長へと昇進
隼人新社長の意気込み!

AbsoL 希咲隼人

──今回、隼人さんは新店の社長に就任されましたが、今の感想は?

隼人●今の店舗では代表ですが、これからは新店の社長。イチからスタートする気分で、頑張らせてもらいます!

──代表と社長では何が違うのですか?

隼人●僕の場合、代表はプレイヤー兼任でやっていたので、イメージとしては自分50%、お店50%という配分でした。でも、社長になるとお店が100%。全ての力をお店に注ぐことになります。

──完全に裏方に徹するということですね。

隼人●そうですね。あとはさらに責任を取る立場になったので、前よりも責任感を感じています。裏方になる分、これからは現場を任せられる人材が必要。
そこで期待したいのが…奏音だね(笑)。
奏音●なんかプレッシャーが…(笑)。でも、大丈夫。僕がいる限り現場はお任せください!
隼人●いいね~、そのセリフ!ここは絶対に書いておいてくださいね!しかも大文字で(笑)。

アニキと呼ばれる隼人社長の魅力

──奏音さんから見た、隼人さんの魅力は?

奏音●まず隼人さんのホストとしての魅力は、会話の要点を掴むのがすごく上手なこと。女の子の本音をすぐに引き出しちゃいます。

──指導者としての側面はどうですか?

奏音●指導者としては、周りをすごく見ている方なので、スタッフひとりひとりの特徴を掴んだ上で、的確なアドバイスをしてくれます。
僕も困ったことがあればいつも頼らせてもらっているので…指導者というよりも、身近な“アニキ”って感じかな?
隼人●その印象は嬉しいな。
僕はアニキという言葉をずっと大事にしているから。
うちのスタッフは若い年齢層なので、上司や部下という関係性ではなく、そういう身近な感じで仲間になりたかった。
奏音●これは僕のイメージなんですけど、例えば、上司というのは印象に残る言葉を言って、あとは任せるって感じだと思うんですね。
でも、隼人さんはアニキなので、遠くから見ているというよりも、近くにどっしりと構えている感じ。
言葉よりも、行動で示すタイプ。背中で語るので、その熱い背中にいつも惚れちゃいそうですけど(笑)。
隼人●やめてやめて(笑)。

人生は一度きり
本気で仕事に向き合った奏音氏

AbsoL 奏音世界観

────では逆に、奏音さんの魅力は?

隼人●奏音は、お店でもトップクラスのスタッフ想いな子。
夜の業界で働くと不安になりがちになる子も中にはいます。それに誰よりも早く気がついて、声をかける存在が奏音。
新人に対してもケアが行き届いているので、下のスタッフからの人望も厚い。
今後の成長が楽しみな、優秀なスタッフのひとりです!
奏音●そう言われるとすごく嬉しいな~。
隼人●でも、奏音は本当に頼もしくなったよね。
新人の頃から知っているけど、あの頃はまだ信頼が置けなくてね。
今だからぶっちゃけで言うけど「いつか辞めちゃいそうだな」ってずっと心配していたよ(笑)。
奏音●あの頃を知っている人なら、そう思って当然ですよ(笑)。

──何か変わるきっかけがあったのですか?

奏音●当時は、ホストの仕事に伸び悩んでいた時期だったんです。
でも「人生は一度きり、昼職を辞めてせっかくこの世界に飛び込んで来たのに、ここで中途半端なことをしたら、人生全てが中途半端になりそうだな」ってふっきれたのです。
そこからですね。目の前のホストという仕事に、誠心誠意で向き合うようになったのは!
隼人●最初の頃はこんな発言できなかったよ。
なんか嬉しいな~。奏音は、成長の振れ幅が大きくて、良い意味で裏切られたよね。

若くても重要ポストへ
出世スピードが早い理由

──A-GROUPは出世スピードが早い印象がありますが、その理由はなんですか?

隼人●確かに他のホストクラブと比べても、うちは出世のスピードはかなり早い方だと思います。
なぜそれができるかというと、うちのトップが挑戦的な人だから。
普通の人事は、能力が備わってからポストを任せられると思いますが、ウチは先にチャンス(重要なポスト)を与えて、本気で向き合って成長してもらうことを期待しているので。とにかく全てにおいて、人の成長を基準にしています。だから頑張りさえすれば結果が付いてくるんです。

──ちなみに、隼人さんが『AVANTI』の代表になった時は緊張しましたか?

隼人●もちろん。僕が代表になったのは24歳の時ですからね。さすがに即答でイエスとは言えず、何日か悩んでやっと受け入れたので(笑)。で、実際に代表をやってみると、急に周りを引っ張らないといけない立場になっていました。最初は苦労してつまずいた分、今ではそれが良い経験になっていますね。

──24歳で代表になり、27歳で社長就任。本当に出世が早いですね。奏音さんも同様、2~3ヵ月前に昇進して今は幹部補佐ですよね?

奏音●僕は隼人さんと性格が違うので、「幹部やりたい?」って聞かれたら、二つ返事で「やります!」って答えましたよ(笑)。
隼人●素直だね~(笑)。
奏音●でも、立候補したのはいいけれど、今まではプレイヤーとして伸び伸びやっていた立場から、急にお店のことにも責任を持たないといけなくなってしまったんです。今の立場になって初めて、代表がプレイヤーをやりながら後輩を何人も見ていることの大変さを実感しましたね。
隼人●大丈夫大丈夫。そうやって悩むのは頑張っている証拠だから。うちは成長できる環境がそろっているから、本気で一年やれば考え方もガラリと変わると思うよ。なので、20代でも十分社会に通用する子が育つわけ!

AbsoL 奏音世界観
「隼人さんは行動で示すタイプ。背中で語るので、その熱い背中にいつも惚れちゃいそうですけど(笑)」奏音世界観

ホストは究極の接客業
人間力が低いと響かない

──グループでは人間力を大事にしていますが、そもそも、なぜ人間力を上げるのですか?

隼人●その話は僕じゃなくても、今の奏音であれば語れると思いますよ。
ここ1~2年は、奏音もそれを経験した年だと思うので!
奏音●では、語りましょうか(笑)。
結局ホストというお仕事は、人間的に薄っぺらいと何も伝わらないんですよね。
隼人●うんうん!
奏音●僕らは誰に対しても真正面から向き合わないとダメで、お金を使ってくれる女性だってそこはちゃんと見ています。
これは売れる売れないにも繋がりますが、薄っぺらな人間に、人はお金を使わないのです。
ホストだからこそ、自分を成長させて、芯のある言葉を言わないと響かないんですよ。
隼人●そうそう。口だけのホストだと説得力がないからね。
やっぱり行動が伴っていないと。
奏音●「お前が言うな!」っていうのはありますよね(笑)。
僕は、ホストという仕事は究極の接客業だと思っているんですよ。
ホストは24時間、誰とでも接していないといけない。
人と接している時間がどうしても長い仕事で、そこで何を売るかといったら自分しかない。
だからこそ魅力が必要なんですよね。

AbsoL 希咲隼人
「奏音はケアが行き届いているので、下のスタッフからの人望も厚い。
今後の成長が楽しみ!(笑)」希咲隼人

仲間のサポートによって失敗しても立ち上がれる

──おふたりの話を聞いていると、チャンスだけでなく、サポートもしっかりしてくれるので、気軽に挑戦できる気がしてきました。

隼人●それは意識しています。
誰だって失敗するのは嫌ですよ。でも、僕としては失敗を怖がって挑戦しない方がよくないと思っているので。
それに、スタートなんて、だいたい失敗するのが当然。
そういう意味では、むしろ、失敗する方が正しいステップなんですよ。
成功するためにはある程度の失敗の経験は必要なんです。それを怖がらないでほしいですね。
奏音●それにもし失敗したとしても、周りには仲間がいるので。
冗談を言ったり、慰めたり、支えたり、皆で失敗を笑い話に変えてくれるので、そこは安心をしてほしい。
隼人●何回転んでも手を差し伸べてくれるメンバーばかりだからね。

新人スタッフ大募集
歌舞伎緒に新しい風を

──最後に、今後の目標について教えてください。

奏音●冒頭にも少し言いましたが、新しく社長になる隼人さんを僕がしっかりと支えて、歌舞伎町に新しい風を入れたいと思っています。
隼人●今年は数字にこだわりたいので、新店の数字はしっかりと出したいですね。
スタッフの人数も、今年が終わる頃には倍くらいにしたいしね。

──どういう人達に来てほしいですか?

隼人●「自分を変えたい!」「一歩を踏み出したい」という気持ちが少しでもあれば、うちのお店に来てほしいですね。
それに応える環境作りをしっかりとしておきますので。
奏音●人生に退屈を感じるようなら、ぜひうちに!
ジェットコース―ターみたいなスピード感で成長できるので、退屈なんて言っている暇はなくなりますよ!
隼人●そうそう、ハイスピードで行こう!

AbsoL(アブソル)

新宿区歌舞伎町1-8-3FCCビルB1
TEL:03-6380-3336