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ホスト用語辞典【ま行】

ホスト業界には、「なんか聞いたことあるけど、イマイチ意味がわからない」独特の用語がありますよね? そこでマイホスでは初心者でもわかる「ホスト用語の基礎知識」をまとめました。 これをマスターすれば、もうあなたも立派な歌舞伎町通?!

マイホス的ホスト用語の基礎知識

【ま行】

“枕営業”
お客と肉体関係を持つことで指名を獲得したり売上をあげる営業スタイルを指します。「枕」と略する場合もあり、色恋営業と合わせて色枕とも呼ばれたりするそうです。芸能界でも使われる言葉ですが、水商売の世界でもよく使われています。

 

 

“未収”
お客様の売り掛け(ツケ)を払ってもらえていない状態や、回収できなかった売り掛けそのものを指します。お店によって異なりますが、未収の回収期限は当月中〜翌月の半ばくらいまでが多いです。売上額を元に給料計算やナンバー選出を行うため、いつまでも待ってはもらえません。回収できなかった未収は基本的にホストが立て替えることになります。

 

 

“マイク”
シャンパンコールの後にお客がマイクを持ち、担当ホストへの想いを話すことを指します。何を話すかは自由ですが、他のお客へ迷惑をかけたり、業界のルールを破ったりする内容だと「痛マイク」と呼ばれてしまうこともあるため、注意が必要です。

 

 

 

“店前同伴”
お客とお店の前や、すぐ近くで待ち合わせをして、同伴で一緒に入店することで、最もホストの負担にならない方法です。同伴する場合は出勤時間が自由になるホストクラブは多く、開店時間に出勤していなくても良いことになっています。

 

 

 

 

“ミテコ”
「身」分証を「提」示できない「子」の略で、一般的に18歳未満の女性を指します。法律上、18歳未満は客としても従業員としても入店はできません。18歳未満だと知らなかったり、18歳以上だと本人が言っていた場合でもホストクラブ側に責任が問われます。発覚した場合は営業停止、最悪の場合には閉店に追い込まれることもあるため、最近では特に身分証の確認が厳重になっています。

 

 

“メンタルエース”
接客がいい意味で楽なお客のことを指します。席に着いたときに気を張って接客しなくても良いお客はありがたいものです。また、一度そう認識されればお金をあまり使わなくてもいてくれる時間が長くなるのでお客側にもメリットはあります。また、売り上げが不安定なホスト業において、安定してお金を使ってくれる=安心なお客のことを指します。

 

 

 

“モエシャン”
フランス シャンパーニュ地方の世界No.1シャンパンのブランド「モエ・エ・シャンドン」の略で、モエロゼ、モエ白のように色ごとに呼ばれる場合が多いです。中でも、ボトルの底が光るネクターアンペリアルロゼ(N.I.R)は、可愛らしいピンク色が大人の夜を華やかに演出してくれます。

 

“ミネ”
ミネラルウォーターの略です。水や氷が足りなくなった時などに「ミネとアイスお願いします」というふうに使われますが、知らなくても日常生活に特に支障はありません。

 

 

“メンキャバ”
メンズキャバクラの略で、時間制の導入、指名替え可能、売り掛け不可となっており、普通のキャバクラのシステムがそのまま採用されていますね。男性版のキャバクラを指します。接客内容はホストクラブと変わらないそうですが、客層はどちらかというと水商売系の方が多いんだとか。色恋よりもノリ重視ということですね。

 

 

“メンズコンカフェ”
メンズコンセプトカフェの略で、カウンター越しに接客をします。ホストクラブやメンキャバと違うのは、女性のコンカフェと同じように営業行為をしないことにあります。指名制度やナンバー争いもないのでギスギス感もなく、お客も安心できてキャストもストレスなく働けますね。メンズコンカフェは特に価格帯がお手頃なこともあり、推しを作りたい方に人気です。

 

“メンパブ”
メンズパブの略で、男性キャストがテーブルについて接待をする時間制の飲食店のことを指します。メンパブという呼び方は北海道や東北エリアを中心に使われているもので、それ以外の地域では「メンズキャバクラ」という言い方をしたりもします。男性スタッフが女性客の隣に座り、お酒を作ったりお喋りをしたりして接待します。

 

 

あとがき

いかがだったでしょうか? 未収、マイク、メンタルエースなど、ホスト業界では独特の意味を持った言葉やシステムが発達しているようですね。次回はや行の用語をまとめていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!