今月より不定期連載で始まった新企画「クセ強ホスト」。
この企画では、ちょっと他のホストとは一線を画す特殊なホストを毎回ピックアップ!
もしかしたら知らないほうが良かったなんて思うかもしれないけど、ウチは一切関係ありませ〜ん!
世界にひとつ!
“俺だけのバイク”にするために…
本格的にバイクに乗り始めたのは、高校生のとき。
学校の近くにモトクロス用(荒れ地や急坂のあるバイク競技)のサーキットが出来たので、友達と一緒にバイクを借りてコースを走っていました。
学生時代なんて、移動手段は自転車くらいでしょ。
「バイクならどこまでも行ける」って感動したのを覚えていますね!
▲改造前は黒色のバイク
3代目となるバイク、カワサキZ1000の購入直後の様子。改造前は黒色がベース。
基礎スペックは、全長2050mm、全幅790mm、全高1055mm。
車体重量221㎏、燃費17.5㎞/L。
2020年9月に購入したのが、俺の愛車……“カワサキ・Z1000”(写真)。
外見がいかつく、エンジンのパワーもあり、なにより音が良い。
でも、ノーマルなままだと個性がなくて“俺のバイク”だと1ミリも思えない。
量産タイプだと、どうしても愛着が湧かないんですよね。そこで、バイクを改造して、俺色に染めることにしました。
▲改造してついに完成。これぞ“俺のバイク”
改造後の写真。世界にたったひとつのオリジナリティのあるバイクへと変わった。
本体側面には、転倒時の衝撃を軽減するスタンドゲージも装着している。
「4代目のバイクは何が欲しいか?」と質問をすると「大型は手に入ったので、次はサイズを落としてスタント用に改造してみたい」とのこと。バイク愛が溢れていた。
自分でデザインを書いて、塗装屋さんに依頼。そして完成したのがこれ(写真)。
デザインでこだわったのは旭日旗。日本人のシンボルとして、これを掲げないわけにはいかないでしょう。
でも紅白だとベタ過ぎる。だったらと俺の好きな青を使って、スタイリッシュな旭日旗にしました。
▲ホスト仲間とツーリング
ジェネラルマネージャーの一心さん、元ホストのユキさんはバイク仲間。
二人は“スズキ・GSX-R1000”に乗っている。このときは海岸線を走って江の島にまで行った。
マシン性能も加速重視にチューンアップしています。
後輪のスプロケットを改造してトルクを上げ、瞬間的な加速力を引き出しました。
そうとう凶暴なバイクへと変身しましたね。改造費だけで100万以上かな。
新車が1台買えるくらいの金額は費やしていますよ。
▲高等技術のウイリーも
「男の子ならウイリーしてなんぼでしょ」と語る一護さん。
ウイリーは高等技術のために慣れないと危険。大型になるほど重量が増して難しくなる。
加減を間違えると転倒の危険もある。
ホストは高級車に乗るイメージがあるけど、俺は違います。車は、マシンに乗せられている感じなんですよね。
その点、バイクの方は操縦感が何倍も上。
人馬一体じゃないけど、バイクとひとつになれる感覚がやめられないんです!
▲バイクの正面にもこだわりが!
バイクの正面には、一護という名前にちなんで「15」という番号が見える。
一護さんはレーサーをリスペクトしており、ゼッケンナンバーのインスパイアとして採用した。
バイクというのは、スピードを出すほど周りの景色が溶けて雑音が消えます。
これはホストも一緒。ホストも全力で駆け抜ければ、余計な雑音は気にならなくなる。
バイクでもホストでも、俺はかっ飛ばしていきたいね!
▲釣りに行くときも愛車のバイクで
夜の豊洲ぐるり公園。
釣りも趣味だという一護さんは、このバイクに乗っていろんな釣り場をまわることもある。
一護
東京都新宿区歌舞伎町2-23-1風林会館B1F
TEL:03-6233-7472