誰でもひとつは趣味があると思うけど、いま歌舞伎の最前線で戦っているホストたちもそれは同じ。ただ、少し違うのが稼いでいるだけに、それにかける費用が人より若干上だったりするんです(笑)。なんなら、趣味のために仕事を全力投球している人もいたり…。今回は、4人の猛者をクローズアップ!
my hobby is FISHING
Merci-morning-
やっぱり☆とーや
釣りは男のロマン
道具だって良いのが欲しいさ
きっかけは約3年前に知り合いに連れて行ってもらった海釣り。気づいたらどっぷりハマっていて、時期によって行くペースは変わるけど、多い時で週4で行っちゃってるね。歴はまだまだ浅いけど、釣りに対する情熱は歌舞伎イチじゃないかな。川釣りも昔やっていたけど、海釣りをしてからというもの、もっぱら行かなくなったね。
海釣りは陸から行うのではなくて、船をチャーターして360度海に囲まれてやるのが本当に最高なのよ。時期もそうだけど、その日の水温や場所によって釣れる魚の種類が違うから、毎回同じ状況というのはありえない。その日のコンディションによって道具も使い分けが必要だから、家にあるのを合わせれば竿だけで10本以上は所持しているよ。先日行った時に大きめのブリがかかったのに、竿が適してなくて諦めた苦い経験があって、すぐにそういった大物に対応できる釣竿を購入したっけ。このように、釣竿もただ何でも良いってわけじゃなくて、その日、その時にベストを見極めて道具もチョイスしなくちゃいけないわけなのよ。ルアー1つとっても、釣りたい魚が欲しいているものを選ばないと食いつきが段違いだからね。奴らもバカじゃないから、こっちも本気で挑まないと(笑)。もちろん安い道具でも釣れるよ。でもその道具で10回投げて3回釣れたとしたら、俺の持っているものだと7回は釣れる。それぐらいの差は出てきちゃうぐらい道具って結構重要なのさ。
これまでの総額
400万円
釣って楽しい食べて美味しい
海釣りって無駄なとこなくね?
従業員を連れて行く時は当然ながら費用は俺持ち。都内からの移動代や船のチャーター代などを合わせると、大体1回で10万ぐらいかな。それだけかけても大して釣れないこともあるけど、嫌になったことは1度もないかな。その日があまり調子良くなくても、次回行ったら爆釣だったりもするし、ダメだった時でもそれは経験として俺の中に蓄積されているから無駄ではない。人生何事も経験値に勝る知識はないからね。
実はいま、もの凄くお世話になっているチャーターボート屋さんからリアルにお誘いを受けていて、俺が船舶免許を取得したら船を1隻譲ってくれるとまで言ってくれてるのよ。だからホストを辞めたとしても再就職先は決まっていると言っても過言ではない(笑)。まあホストをやっていたからこそ、好きな道具を比較的早く揃えることができるんだけどね。それに釣りに行きたいから仕事も頑張れるし、釣りでリフレッシュできるから仕事も楽しくやれる。このバランスが絶妙なのよ。
釣りはいまの自分にとって生活の一部で、もはやなくてはならない存在。やはり魚との駆け引きはたまらないし、何よりも釣った魚を新鮮なうちに食べられるのが良いのよ。3年前にYouTubeで魚の捌き方を勉強してたのが懐かしいわ。今では出刃包丁など6本くらい持っているぐらいだからね。1年中、旬な魚を新鮮なうちに食べられる海釣りはやっぱりやめられないよ。おそらく死ぬまでやるんだろうな。なんて言ったって俺はフィッシャーマンだから。
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