お店紹介

夏の怪談ナイト

西船橋駅北口より徒歩1分にある大人気Mix Bar「ちゅっぱちゃっぷす」で、今年も怪談ナイトが開催!
昨年11月の1回目よりさらに恐怖度がパワーアップした渾身の怪談は、災害級の暑さを記録した夏を締めくくるのにふさわしい特別な夜になりました♪

〝聞いてはいけない〟タブーの話・・・
聞いた人には恐ろしい障りがあるという

夏の暑さもピークを過ぎた9月6日、千葉県の西船橋駅北口徒歩1分のMix barちゅっぱちゃっぷすにて怪談ナイトが開催された。
大好評だった前回に引き続き、今回も怪談師・城谷歩さんが登場。
最近YouTubeの登録者数が10万人を超え、ますます人気が高まっている怪談師である。
店内の照明は全て落とされ、真っ暗闇の中、客席に置かれたろうそくの火が頼りなさげにちらちらと揺れる。
妖しげな炎に照らされ、城谷さんは机の上のおりんをチーンと鳴らした。厳かに語られる怪談話。まるで何かが憑依したかのように、ときには揚々と、ときにはさめざめと紡ぎ出される語り口は臨場感たっぷりで、取材班を含め満員の観客もすぐに引き込まれていく。この日語られたのは、背筋も凍る3篇の怪談話。

1つ目の話を聞いているうちに周囲の闇が色濃くなってきて、そうかと思うと今度は鳥肌が立ち始める。
水を打ったように静かな店内に、経のごとく滔々と語られるおどろおどろしい怪異。
はたして無事に帰れるのだろうかという気さえする。2つ目はその話を聞いてしまったが最後、不可解な行動に走ったり、精神に異常をきたすなど何らかの障りが起こるというタブーにまつわる話。
タブーそのものを聞いてしまったらどうなるのだろう、そんなホラーフリークな我々の期待に応えるように、満を持して最後の3つ目が語られる。あろうことかその“聞いてはいけない”タブーの話、本編そのものをぽつりぽつりと語り始めたのだ。

よもや観客の誰か、はたまた取材班の誰かにも霊障が起こってしまうのでは、と冷や汗が流れかけたころ、城谷さんはそこでぷつりと話を途切れさせた。
語るにつれ、どうやら本当に怪異なものが近づいていたらしい。最後まで話してしまうと聞いている観客にも害が及ぶ恐れがあるため、この日タブー本編を最後まで語ることはなかった。

夏の終わりにふさわしいちゅっぱちゃっぷすでの怪談ナイト、観客はおろか取材班まで肝の冷える思いとなったわけであるが、MYHOS読者の我こそはといった豪傑な精神をお持ちの方は、ぜひ次回は参加されてはいかがだろうか。
仮に読者諸君、また近しい人物に何らかの心霊現象や怪奇現象、現代科学では説明のつかない奇妙な怪異に見舞われたとしても、MYHOS編集部は一切の責任を負いかねることをここに明言しておこう。


ちゅっぱちゃっぷす

〒273-0031 千葉県船橋市西船4-25-2 アロービル2階
TEL:047-404-3077