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ホスト業界には、「なんか聞いたことあるけど、イマイチ意味がわからない」独特の用語がありますよね？ そこでマイホスでは初心者でもわかる「ホスト用語の基礎知識」をまとめました。 これをマスターすれば、もうあなたも立派な歌舞伎町通？！
マイホス的ホスト用語の基礎知識
【か行】
回収（かいしゅう）
未払いの掛けをお客に請求することを指します。回収期限はお店によって異なりますが、一般的にはその月の末日までのお店が多いです。支払いを逃れようと、計画を立てて飛ぶ悪質なパターンもありますが、していることは無銭飲食と同じなので絶対にやめましょう。
飾りボトル（かざりぼとる）
本の形のカミュ・ブック、ハイヒールの形をしたシンデレラ・シュー、イルカの形をしたドルフィンなど様々な凝ったデザインのボトルのことです。テーブルの豪華さをひと目でアピールすることができます。綺麗なボトルが並んでいると、テンションも上がっちゃいますよね。SNS映えにもぴったりです。
被り（かぶり）
自分が指名しているホストの他のお客のことを指します。いわばライバルですね。被りよりも高額なお金を使うことで担当ホストに長い間席についてもらい、ラストソングを自分のテーブルで聴くなど優越感に浸ることができます。代表的な使用例は「被りは伝票で殺す」です。
カフェパ
カフェドパリの略で、フランスの有名なリキュールスパークリングワインメーカー「ペルノ社」によって作られています。アルコール度数は6%で、値段も安価なことから気軽に注文しやすいシャンバン（ここではあえてシャンパンと呼びます）として人気があります。フレーバーも豊富で、ガールズバーやキャバクラなどで見かけることが多いです。
幹部（かんぶ）
役職や肩書きをもったホストの総称で、お店によって独自の役職や肩書きがあります。よく使われるのは、代表、主任、部長、幹部補佐などです。上位の幹部ほど店舗運営や新人教育などを任され、ホストとしての責任は重くなりますが、その分給料や待遇は良くなることが多いです。
キープボトル
注文して余ったボトルを、一定期間お店が保管してくれているものです。次に来店した時に、また飲むことができます。しかし、キープボトルでずっと飲まれてしまうとホストの売り上げにはなりません。担当の売り上げのためには、そのつど新しいお酒をオーダーするようにしましょう。
キャッシャーチェック
キャッシャー会計とも言い、担当ホストの指名本数を上げるために席につかないまま、レジでお金だけ払って帰ることを指します。友達を連れていき、その人数分の指名本数を担当につけることができるので、ホストへの応援をすることができます。また、ついて来てもらった友達の料金は自分で支払うのがマナーです。
キャッチ
客引きともいい、路上で人々に声をかけ、お客を作ることを指します。主に指名客の少ない新人ホストがこの方法をとることが多いと言われています。しかし、最近では風営法で禁止されているため、お客を作ることが難しくなってきています。
強制指名日（きょうせいしめいび）
指名客を呼ぶことや同伴が強制な日のことを指します。もし達成できない場合、罰金など何かしらのペナルティが課されることもあるそうです。お客とホストの両方にプレッシャーがかかるため、最近ではこの制度をなくすお店が多くなっています。
クイック
開店から数時間の間、定額制で遊べるシステムです。各店で設定は異なりますが、料金は90分で1万円ほどで、お酒やドリンクは指定されたものであれば基本料金内で飲み放題です。今まで安く遊ぶには初回料金くらいしかありませんでしたが、クイックの誕生で2回目以降でもお金の不安なく遊べるようになりました。
クリュッグ
KRUGの文字が目を引くシャンパンで、ボトルのデザインに派手さはありませんが、味は美味しいと評判です。1843年の創業以来続く伝統製法で作られた奥深い味わいは、お酒好きな方にはたまらない魅力。華やかで可愛らしいボトルではなく、大人っぽく落ち着いた雰囲気の時に頼みたい一本です。
極太・極細（ごくぶと・ごくぼそ）
太客よりもさらに多くのお金を使うお客のことを指します。平均的に、1ヶ月の支払いが100万円以上のお客を指すことが多いそうです。自分の限界に挑戦した額のお金を使うと、担当からも一目置かれる存在になれるのではないでしょうか。努力の結晶ですね。反対に、最低限の金額で遊ぶお客のことを極細、または繊維と呼ぶ呼び方もあります。
コール
ホストと聞いてイメージするのはやはりこのシャンパンコール。コールとはホストクラブで行われる代表的なパフォーマンスで、高級なお酒が注文された際に複数人のホストで掛け声や歌を披露します。このコールを、ホストたちは日々鍛錬しているのです。
あとがき
いかがだったでしょうか？飾りボトル、極太・極細など、ホスト業界では独特の意味を持った言葉やシステムが発達しているようですね。次回はさ行の用語をまとめていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
