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ホスト業界には、「なんか聞いたことあるけど、イマイチ意味がわからない」独特の用語がありますよね? そこでマイホスでは初心者でもわかる「ホスト用語の基礎知識」をまとめました。 これをマスターすれば、もうあなたも立派な歌舞伎町通?!
マイホス的ホスト用語の基礎知識
【な行】
“内勤”
会計やお酒の発注、付け回しなどの仕事を行う、裏方の店舗運営スタッフのことを指します。いわゆるボーイさんですね。反対に、ホストのことはキャストと呼ばれます。元ホストが内勤として働いている場合もありますが、くれぐれもあの内勤さん指名したいなどとわがままを言ってホストを困らせないようにしましょう。
“ナンバー”
ホストが1ヶ月間に達成した売上を成績順にランキングしたものを指します。大体上位5~10名を発表しており、ナンバー入りするとホスト情報サイトなどで通常のホストよりも大きく取り上げられるようになります。ランキングが一目瞭然なので、ホストとしての成績のバロメーターというわけですね。
“ニコイチ”
あいばんとほぼ同じで、二人一組のお客のことを指します。三人一組は「サンコイチ」と呼ばれるそうです。また、仲の良いホスト同士を指す場合もあり、トークやノリなどお互いのことを良く知っているため、友達同士のような息ぴったりな仲良しトークが期待できます。
“抜き物”
シャンパンなど、コルクを抜くタイプのお酒のことを指します。価格が高めなお酒が多いことや、一度栓を空けてしまうとボトルキープできないことからホストに好評です。コルクが勢いよくポンっと抜かれる様子は、まさに夜遊びの醍醐味というものです。なんだかワクワクしますね。
“ネック”
「ボトルネック」の略で、キープボトルにかける名札のことを指します。どのお客のボトルか分かるようにするため、ネックに名札をかけるのですが、お店によってはオリジナルのボトルネックを作成しているところもあります。いざ名前を書く時に手書きの字が下手だとちょっと恥ずかしいあれですね。
“狙い撃ち”
100万円以上のボトルを注文することを指します。歌舞伎町の大手ホストグループ「groupdandy(グループダンディー)」が発祥の言葉で、この系列の100万円以上の注文をすると流れる曲が「狙い撃ち」だったことからそう呼ばれるようになったそうです。こんなにセレブな遊び方ができるなんて、まさにこの世は私のためにあるというわけですね。
“年確”
年齢確認の略で、ホストクラブは、法律上18歳未満の未成年の入店が禁止されています。そのため、初めて来店する人に対して年齢確認が必ず行われます。基本的に写真付きの身分証明書の提示で行われるため、必ず持っていくようにしましょう。お店によっては20歳未満入店禁止のところもあるようなので、事前にチェックしてから行くのがオススメです。
“飲み直し”
初回のお客が、途中でホストを本指名することを指します。この時点で初回料金から通常料金(指名料込み)に切り替わります。正式に担当ホストが決定されるので、その後はずっと同じホストに接客してもらえます。飲み直しであれば、その瞬間からすべて自分の売り上げになるため、ホストからすると大変ありがたいのです。
“ノーゲス”
ノーゲストの略で、店内にお客が1人もいない状態のことを指します。お客さんいなくて暇だからラッキー、というわけではなく、基本的にホストは歩合性なため、せっかく出勤しても給料が発生していないことになります。そのため、暇な時ほど来てくれるお客は大変ありがたいのです。
“飲み卓”
一気飲みなどが行われ、わいわいと盛り上がっているテーブルを指します。楽しいのは結構ですが、お金を払っているからといってホストにばかり無理に飲ませないようにしましょう。お客からしてみれば非日常的な楽しいひとときですが、ホストたちはそれを連日連夜相手にしているのです。あとがき
いかがだったでしょうか?内勤、飲み直しなど、ホスト業界では独特の意味を持った言葉やシステムが発達しているようですね。次回はは行の用語をまとめていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!