企画

【身の毛もよだつ最恐話15選】誰かに話したくなる!現役ホストが体験した怖い話⑦

怖い話

夏の風物詩といえば怪談。
今夏もMYHOSでは、現役ホストから集めた選りすぐりの恐怖体験記を紹介していきます。
結局、1番恐いのは人間だよね…

「おとなしい女の子の愛情がこもりすぎたお弁当」

Drop 獅龍仁
Drop 獅龍仁

これはもう10年以上前の話。
当時の俺は先輩3人と一緒に住んでいて、家の場所はお客さんにも秘密でした。

ある日、出勤しようと持って家の扉を開けたら「ガサッ」って音がするんです。
なんだろうっと思ってみたら、紙袋があり、「仁くん、食べてね♥」と書かれたメッセージカードと一緒に手作りのお弁当が入っていました。
でも、誰からのものか分からんし、何が入っているかも分からんお弁当なんて食べられませんよ。
お弁当を処分しながら「送り主は誰や?」って疑問が浮かびました。

次の日、お店に出勤すると、いつも大人しい姫が急に「美味しかった?」って言うんです。
まさかこの子が、って驚きと一緒に、何で家を知っていたのかが気になって問いただしました。
でも、彼女はずっとだんまり。席には重い空気が流れます。
彼女がトイレに行こうとした瞬間、携帯の画面がチラッと見えたんです。
検索履歴には「獅龍仁 インスタ」「猪龍仁 秘密」「猪龍仁 自宅」と書かれていて、背筋がゾクッと。
この子は対応を間違えたら事件になるかもしれない、と思いましたね。